世界三大銘木のひとつ、世界で不動の人気 NO.1

面白いもので樹種の人気というのは今も昔もブームの様なものがある様です。
古くは17世紀後半ヨーロッパで、美しいだけではなく、品質的においても最高級のすばらしい樹種であるウォールナット(イングリッシュウォールナット)“大ウォールナット時代(イングリッシュウォールナット)”が起こります。

最高級家具材や工芸材として使用されました。そのためイングリッシュウォールナットは殆ど枯渇したとされていました。
そして　現在世界中の人々に愛されるブラックウォールナットは、アメリカ北東部･カナダなどで育ったウォールナットで、ダークブラウンに紫色などの縞模様が特徴のものです。重厚感の中に繊細に織りなす模様の美しさと、きめが細かく強度、粘りがあり繊細な加工にも最適という品質が、不動の最高峰の樹種となってるのだと思います。不動の人気の中でも時代によってブラックウォールナットブームが何度もやって来てます。

日本の近年では1970～1980年に大ブームが、そしてつい最近2010～2018年まで。
当店でもご来店の80～90％のお客さまがブラックウォールナットをお買い求めいただく状況で、価格が高騰してどうなるかと思いました。この一年流行が少し落ち着いて来ましたが、全国の多くのお店で人気樹種ダントツ1位だそうです。
今少し価格が落ち着いているのでお買い求めいただくチャンスだと思います。

クラロウォールナット
バストゥーンウォールナット

ここの最近　クラロウォールナットとバストゥーンウォールナットに心酔していらっしゃる熱烈な愛好家の方が急上昇です。

クラロウォールナットとバストゥーンウォールナットとは？

アメリカ産のブラックウォールナットは、アメリカ北東部に自生もしている木ですが、「クラロウォールナット」と「バストゥーンウォールナット」は何百年も前に人工的に接ぎ木によって掛け合わせたハイブリッド種なんです。
その本数は少なく、とても希少です。
現在は枯渇したと言われるイギリス産のイングリッシュウォールナットとアメリカ産のブラックウォールナットとを接ぎ木した「クラロウォールナット」も希少のですが、「バストゥーンウォールナット」は更にもう一回　接ぎ木をしているため希少性は非常に高い樹種です。
そのためなかなか見ることが出来ません。

なかなか出会えないということで出会えた瞬間衝動買いはしないで！

クラロウォールナット･
バストゥーンウォールナット
の特徴と選び方

クラロウォールナット･バストゥーンウォールナットの特徴と選び方をご案内します。

先ずは、木のオーナーになるご自身のお好みが大切なのが先決ですが、接ぎ木による反発から出来る杢目や模様が、クラロウォールナット、バストゥーンウォールナットの魅力です。価格も根本的にここで変わります。
安いからと言って買わないようにして下さいませ。
市場にはクラロウォールナット、バストゥーンウォールナットとして販売されていても　その特徴が殆ど出てないものもあります。ちゃんとクラロウォールナット･バストゥーンウォールナットの特徴・醍醐味のあるものを選んで頂いた方がよいと思います。
そしてクラロウォールナットとバストゥーンウォールナットの特徴の違いには、クラロウォールナットの様なバストゥーンウォールナットは良くありますが、バストゥーンウォールナットの様なクラロウォールナットはあまり無いように思います。
部分によってはバストゥーンでもクラロの部分もありますし、ブラックウォールナットともあるので、特徴が重なるところは勿論あります。分かり易く写真でご案内します。

接ぎ木の部分がはっきり分かります。

木の耳の部分にワンちゃんのお乳のような突起かあります。

縞模様

クラロウォールナットの杢目の境は白黒がぼやっと曖昧な様です。

バストゥーンの杢目の境は割りと、はっきり黒いラインが入っていることが多いようです。

クラロウォールナットにもバストゥーンウォールナットにも見られる瘤。一番多い特徴かも知れません。

クラロウォールナットにもバストゥーンウォールナットにも、接ぎ木部分にうねり杢目があります。

バストゥーンウォールナットには、クラロウォールナットにはあまり見られないアーティスティクな不思議な模様が良く見られます。

クラロウォールナットの色々

バストゥーンウォールナットの色々